ここではひのまる農苑で作っている根菜と茎菜の紹介をしています。
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秋の定番の根菜サトイモ、ここではひのまる農苑で育てているサトイモを紹介します。
サトイモ
サトイモは実は茎が大きくなったもので、種ではなく芋自体を植えて種イモとし増えます。株の中心に大きな親イモがあって、そこから子イモや孫イモが増えていきます。里イモの仲間はなんと200種類以上と大変多く、秋が旬ですが持ちが良いので年中食べられます。
栄養面のよさ
主成分はでんぷん質で、加熱するとのり状になり、消化吸収しやすくなります。食物繊維が豊富で水分も多いため、他のイモよりもカロリーが低いのが特徴です。またビタミンB1、B2を含み、血管の余分なカルシウムを取り除き、高血圧予防に効果的なカリウムを多く含んでいるのでとてもヘルシーな食べ物と言えるでしょう
そしてあの特徴的なぬめりは、ムチンとガラクタンという水溶性の食物繊維です。ムチンは、胃の粘膜を保護して胃腸の機能を高め、ガラクタンには、腸の働きを活発にし、血糖値やコレステロール値の上昇を抑制する効果があるとされています。
またサトイモは自身を囲むように子イモ、孫イモが育つため、子孫繁栄の象徴ともされ、子孫繁栄のシンボルなんだそう。農耕儀礼には欠かせない食物として考えられ、縁起がいい食材として正月料理の定番食材となっています。
サトイモの由来と歴史
山で採れる「山イモ」に対し、里で採れることから「里イモ」。サトイモはインド東部からインドシナ半島原産で、日本へは中国南部を経て、縄文時代中期に渡来しました。さつまいもやじゃがいもが登場する江戸時代まで、芋といえばこの里芋を指し、稲作よりもその歴史は古く、米食以前の日本の主食だったと考えられています。
保管方法
里芋は寒さと乾燥に弱く、冷蔵庫に入れると傷みを早めてしまいます。泥つきのまま、室温で風通しのよい場所で保存すると長期保存できます。湿気があるとカビが生えやすくなってしまいます。また、新聞紙を敷いて、その上に広げても良いでしょう。
皮をむいたものは、なるべく早く使い切りましょう。また、硬めに茹でて冷凍保存にしても便利です。
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